オリゴのおかげの効果と感想!


無題

こんにちは、今日の更新は特定保健用食品にもなっている、オリゴのおかげという商品についてです。
コーヒーシュガーを買おうと思っていたら目についたので、代わりに買ってみました。
その効果や感想について書いていこうと思います。




■オリゴ糖とは

オリゴのおかげの主成分でもあるオリゴ糖は、
簡単に言ってしまえば単糖と単糖がいくつか繋がったものです。

↓こんな感じ

origo

オリゴ糖には多くの種類があり、ショ糖(砂糖)等の二糖類も一応含んでいます。
ただ近頃は、健康に良いとされる3個以上の糖が結合したものを呼ことが多いです。

これがなぜ体に良いとされているかというと、腸内の善玉菌(ビフィズス菌等)の餌になるためです。
善玉菌が増える事で、腸内環境の改善(便通や便性の改善や、腐敗物質産生抑制)効果があります

このように、腸内の善玉菌の餌となり、増やす効果を持つものをプレバイオティクス、
善玉菌自体を食品に含むもの(ヨーグルトとか)を、プロバイオティクスと呼びます。
(たまに管理栄養士の国家試験に出ます)





■効果はあるのか

オリゴのおかげは特定保健用食品として認定されており、研究も様々なものがされています。

研究の一例を紹介すると、
研究1
対象者:便秘自覚女性全112名
方法:乳果オリゴ糖2 g/日,3 g/日,4 g/日、各群37~38名 (全112名) 3週間摂取させた時の
排便回数、排便日数、排便感、便性状の変化などをアンケート調査した。
結果:対照期の排便回数の少ない被験者 (便秘傾向者) は、各摂取群で排便回数および排便日数が増加した。
便性状では、便色の黄色化、便量の増加、においの低減化、排便時に感じる便の硬さの軟化が認められた。


研究2
対象者:便秘傾向女性全126名
方法:乳果オリゴ糖2 g/日,4 g/日,6 g/日、各群41~43名 (全126名) 2週間摂取させた時の
排便回数、排便日数、排便感、便性状の変化などの便性改善効果をアンケート調査した。
結果:いずれの摂取群でも排便回数、排便日数が増加し、また、便秘傾向者はより顕著であった。
乳果オリゴ糖摂取後の被験者の意識では、被験者の過半数が排便回数の増加、
便の黄色化、軟便化などの便性改善を自覚しており、便秘の解消がされたと回答した。
以上から、乳果オリゴ糖は、本試験の摂取範囲である2~6 gにおいて下痢を伴うことなく、排便を促進する結果となった。


研究3
対象者:健康成人男子8名
方法:乳果オリゴ糖1 g/日,2 g/日,3 g/日を各1週間摂取させた時の
腸内菌叢、糞便重量、糞便pH、糞便水分量、糞便中の腐敗産物量などを測定し、摂取量設定の為のヒト試験を行った。
結果:1日当たり乳果オリゴ糖1~2 gの摂取で有用菌Bifidobacteriaの増加、有害菌C.perfrigensの減少が認められた。
また、1日当たり乳果オリゴ糖2~3 gの摂取で腐敗産物量減少、3 gの摂取で糞便pHの低下が認められた。
以上から、本試験での乳果オリゴ糖の有効摂取量は、1~2 gと示唆された。


研究4
対象者:妊婦計25名
方法:無作為にラクトロースを摂取した試験食群23名とプラセボ食群22名に分け、
その便通および腸内細菌叢に及ぼす影響と安全性について二重盲検プラセボ対象並行群間比較試験で検討した。
試験期間は前観察期4週間、摂取期4週間、後観察記4週間の計12週間とし、
試験食群にはラクトロース配合顆粒を一日12g、プラセボ食群には同量のマルトース配合顆粒を摂取させた。
結果:前観察期における平均排便回数が10回/週未満の被験者では、試験食接種後に排便回数および排便量が有意な増加を示した。
また、試験食接種後には糞便から検出されたビフィズス菌数が有意に増加し、全試験者を対象とした糞便細菌叢解析では試験食群の摂取期におけるビフィズス菌の占有率は、
全観察期およびプラセボ食群の摂取期に比べ有意な増加を認めた。
自覚症状のアンケート調査では、試験食品摂取による有害事象は認めず、生化学検査、血液学検査、尿検査でも臨床上問題となる変動は認めなかった。
以上により、ラクトロースは妊婦の便通改善に有用であり、安全性にも問題のないことが確認された。

研究5
対象:20~40代の計42名の成人男女
方法:20代、30代、40代の各7名・計21名ずつ無作為に2群に分け、
乳果オリゴ糖含有緑茶飲料(A)とプラセボ緑茶飲料(B)のシングル・ブラインドクロスオーバー試験を行った。
結果:全例において、A摂取期に排便日数・回数・量の有意な増加がみられた。

試験前の状態で便秘傾向群と非便秘傾向群に分けた検討では、便秘傾向群でA摂取期に同様の有意な増加が見られ、非便秘傾向群ではみられなかった。


様々な研究がありますが、多くの研究で、便秘の改善、排便回数の増加、
状態の改善(においややわらかさなど)に役立つことが示唆されています


これ以外の効果(腹痛など)に効くかは、まちまちなようです。
痛みを緩和させる事もあるようですが、例えば胃や十二指腸からくる痛みには効果は無いと思います。

安全性については、使用量内では基本的に安全ですが、
摂り過ぎた場合に下痢が見られることがあります



研究1 新薬と臨床 44(4) 780-788(1995)
研究2 医学と薬学 33(4) 855-862(1995)
研究3 日本栄養・食糧学会誌 46(4) 317-323
研究4 応用糖質化学 4巻1号 39-48 (2014)
研究5 機能性食品と薬理栄養 6巻2号 147-156(2010)



■使ってみた感想

さて、そんなオリゴのおかげですが、使ってみた感想です。
普段はコーヒーに砂糖代わりに入れて使っています。

上記の研究の結果のように、オリゴのおかげを摂取した翌日などは、
確かに便の状態(便量、便性、においなど)が改善されているように感じます。

乳果オリゴ糖で便量が増えるのは若干不思議ですが、
腸内環境が良くなると水分の分泌などが起きるようで、
便に適度な水分が含まれ結果的に量が多くなるのではないかと思います。


なんだか汚い感じの記事になってしまいましたが、
大きな副作用もないですし、便秘やお腹の違和感などで悩んでいる方は、試してみても良いと思います。