にんにくの栄養・健康効果について

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こんにちは!先日にんにくに関する記事を書いたので、ついでににんにくの栄養について。 にんにくは一般的に、疲労回復効果や、滋養強壮効果があると言われています。

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にんにくの栄養素

まずはにんにくの栄養価から。

にんにく100gあたり、
エネルギー 134kcal
炭水化物 26.3g
脂質 1.3g
たんぱく質 6.0g
ビタミンA 0μg
ビタミンB1 0.19mg
ビタミンB2 0.07mg
ビタミンB6 1.5mg
ビタミンC 10mg
カルシウム 14mg
鉄分  0.8mg
カリウム 530mg
亜鉛 0.7mg
食物繊維 5.7g

となっています。 にんにく一片の重さは10~15gぐらいなので、上記の10~15%ぐらいが一食で摂れる栄養価になります。 にんにくは淡色野菜ですが栄養価が高めで、各種ビタミン、ミネラルを含んでいます。

中でも特筆すべきなのはビタミンB1やビタミンB6で、野菜の中ではかなり高い数値です。


にんにくとアリイン

にんにくに含まれる物質でもう一つ重要なのが、「アリイン」と呼ばれる臭い成分。 このアリインは、ビタミンB1を助ける効果を持ち、また抗酸化力や殺菌力も持っています。

ビタミンB1の働きを助けることにより、エネルギーの代謝を高めます。 そのため、疲労回復や滋養強壮に良いとも言われています。

また抗酸化力を持ち、抗癌作用があると言われています。 抗癌作用についてはいくつか論文も出ており、大腸がん、胃がんの予防効果がある事が示唆されています。

強い殺菌力を持つことから、消化器系の感染予防に役立つ可能性もあります。 強すぎて腸内の善玉菌など有用な菌も殺してしまいますが・・・。


にんにくは健康に良いのか?

さて、上記のように豊富な栄養素を含むにんにくですが、問題点もあります。 にんにくは非常に刺激が強く、健康を害した報告が挙がっています。

通常の食事で使う量なら問題ありませんが、過剰摂取により、 過敏な人で胃腸障害、胃腸の炎症などが起きる事があります。

また、適量なら問題無いと考えられますが、堕胎作用を有する可能性があるため、 妊娠中では過剰摂取に注意が必要です。

また、にんにくが殺菌効果を持つ事から、外用(にんにく汁を消毒液として用いる等)として使う事がありますが、 外用として使用した際の皮膚炎が多数報告されています。 まあかなりの刺激物なので、当たり前といえば当たり前ですが・・・。

他には、薬物との相互作用も考えられ、血液凝固系に異常がある人、服薬している人も注意が必要です。


基本的には健康に良いと言えるにんにくですが、多量摂取には注意が必要です。 バター焼き等で多量に食べたり、サプリメントで濃縮された成分を摂ったりするのは避けたほうがいいかもしれません。 にんにくは強い刺激物であるという事を、頭に入れておきましょう。


参考文献
国立健康・栄養研究所 素材情報データベース

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