惣菜半製品とは?惣菜半製品と冷凍食品の違いについて

コロッケ

こんにちは!今日の更新は惣菜半製品について。2016年11月に、この惣菜半製品が原因で、病原性大腸菌O-157による食中毒が発生、ニュースになっていました。惣菜半製品についてあまりよく知らなかったので、調べてまとめてみました。

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惣菜・冷凍食品・惣菜半製品の違い

惣菜半製品

惣菜半製品とは、衣を付けただけのトンカツやメンチカツ等、生に近い状態の加工品です。当然ですが、解凍すれば中の状態は生肉であり食べる際は十分な加熱を行う必要があります。この惣菜半製品には、国の衛生基準等が設けられておらず、問題になっています。

惣菜

惣菜は、スーパー等で惣菜コーナーに売っている揚げ物や煮物、サラダ等の事を指します。そのまま食される製品であり、また惣菜の食中毒に関するトラブルが多いことから、「弁当及びそうざいの衛生規範」という指針が国から通知されています。この中で、卵焼やフライ等の加熱処理したものは、細菌数が一定以下であることや、大腸菌が陰性があることが望ましいとされています。

そのまま食べる食品である、ということが惣菜半製品との明確な違いであり、惣菜と惣菜半製品の区別はわかりやすいと思います。

冷凍食品

問題は、冷凍食品と惣菜半製品の違いについて。これは非常にわかりにくいです。

冷凍食品は、「食品別の規格基準」の中に冷凍食品の項目があります。 この中を見ると、冷凍食品はさらに、1,無加熱摂取冷凍食品 2,加熱後摂取冷凍食品(凍結前加熱) 3,加熱後摂取冷凍食品(凍結前未加熱) 4,生食用冷凍鮮魚介類に分けられます。

これも大変わかりにくい。無加熱摂取冷凍食品とは、加熱しなくても解凍すればそのまま食べられるもの(ケーキとか)を指します。生食用冷凍鮮魚類は刺し身等です。問題は、加熱後摂取冷凍食品の二種類です。どちらも、食べる際には加熱する必要がある冷凍食品です。これらの違いについては、神奈川県の情報誌「かながわの食品衛生」にてわかりやすくまとめられていたので紹介します。
冷凍食品の成分規格
神奈川県 かながわの食品衛生Vol.15より

加熱後冷凍食品(凍結前未加熱)に何が含まれるかというと、これがコロッケやメンチカツ、生野菜の冷凍品、冷凍うどん等を指すようです。

で、惣菜半製品との違いなんですが、よーく調べてみたんですが正直わかりませんでした。色々調べて見て、加熱後冷凍食品(凍結前未加熱)と惣菜半製品は、同じような商品を指すんじゃないかと思いました。で、冷凍食品として販売する場合には検査を行わないといけませんが、「惣菜半製品」として販売すれば規格が無いから検査をしないで販売できる、と。

国としてもこの表示の曖昧さや基準について問題視しているようで、惣菜半製品の名称を禁止にしたり、冷凍食品に統合していく等を検討しているそうです。冷凍食品に統合されれば検査もしなくてはいけないので、今回のような事件は起こりにくくなると考えられます。


今回惣菜半製品のメンチカツで病原性大腸菌O-157の食中毒が発生しましたが、この食中毒はきちんと加熱されていれば発生しない食中毒です。今回問題になったメンチカツでは、「凍ったまま170~175℃の油で6分間揚げて下さい」と調理法が書かれており、恐らくこの通りに調理をすれば食中毒は防げたはずです。

ただ、油の温度を一定にするのは意外と難しいのです。メンチカツを入れれば油温は下がります。少ない油の量で揚げたり、油に対して入れる具材の量が多ければ温度の低下は大きくなります。特に、冷凍されていた場合は中に火が通りにくいので注意が必要です。

また、今回の件に関する聞き取り調査では、「生っぽかった」「中が赤かった」等の話が挙がっていたそうです。中心部まで白っぽくなっていれば、多くの食中毒菌が死ぬ温度に達するので、割って確認するのも有効です。

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