ハチミツを高温にするのは良くないって本当?

こんにちは!今日の更新は、「ハチミツを高温にするのは良くないって本当?」というテーマです。

最近はちみつについて調べ物をしていて知ったのですが、はちみつを高温にすると毒が出るだとか栄養価が失われるだとか言われているみたいですね。初めて知りました。

ということで、ハチミツを高温にするとどうなるのかを書いていこうと思います。

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ハチミツを高温にすると毒が出る?

これは調べてはじめて知りましたが、ハチミツを高温にすると毒が出るという意見があるみたいです。

いくつかのホームページを見て回りましたが、加熱するとAGEs(終末糖化産物)を産生するから、とかなんとか。巷では老化の原因物質と言われている物質です。

そんなものが産生するなら、毒が出ると言えるんじゃないか?と思うかもしれませんが、ほとんどの食品は加熱することでAGEsを産生します。なので別にハチミツに限った話ではありません。

また、そもそもAGEsがそこまで人体に悪影響を及ぼすものなのかも、まだ研究段階です。世の中には、産生を抑えるためなるべく加熱しないで食べるようにしている人もいるようですが。

しかし、長い人類史の中で加熱した食品を食べ続け寿命は伸びてきているわけです。今更加熱食品が老化の原因だと言われても・・・、そこまで注意する物質とは思えません。

ということで、毒と言われている物質はAGEsのようですが、他の食品中にも含まれているものだし、そもそも毒と呼べる程のモノなのかも謎なので、ハチミツを高温にすると毒になると言うのは言い過ぎかと思います。


一方で、ハチミツにもともと含まれている毒の代表で、ボツリヌス菌というものがあります。

これは明確に毒であり、特に腸内細菌叢の未熟な1歳未満も子供は乳児ボツリヌス症を発症するリスクがあり、1歳未満のハチミツは避けるよう言われています。実際に、2017年にも乳児のハチミツ摂取で死亡者が出た例もあります。

このボツリヌス菌は、芽胞というバリアを形成する菌で、加熱に強い菌です。

なので、加熱しても毒(ボツリヌス菌)が残るという意味で、ある意味正しいかもしれません。

ハチミツを高温にすると栄養が無くなる?

他にハチミツを高温にしない理由として、栄養が無くなるという意見もありました。

ハチミツの主成分である糖質は高温にしても無くなりませんが、含まれている微量栄養素は加熱により失われることがあります。

ではハチミツにどれぐらい微量栄養素が含まれているのか。栄養価が高い食品代表として、ほうれん草と比較してみます。

画像は100gあたりでの比較です。実際にハチミツを使う量はせいぜい10gとかそれぐらいだと思うので、この表記の1/10ぐらいかと思います。

正直なところ、ハチミツに含まれている微量栄養素は誤差程度であり、加熱により飛んでも飛ばなくても関係ないぐらいの量です。

ハチミツは栄養がある、等と言われることがあるので勘違いされがちですが、実際の量的にはテキトーな野菜ひとかじりしたほうが微量栄養素は摂取できるかと。

普通の砂糖は微量栄養素は一切含まれていないので、砂糖を比較して栄養がある、ということならそうかもしれませんが・・・、言葉のマジックですね。

ハチミツを高温にすると酵素が無くなる?

ハチミツの栄養効果でよく言われる、酵素の存在。これも健康に良いとよく言われる物質です。

酵素は加熱により失活するので、加熱が良くないという理論もよく言われます。

酵素の健康効果には賛否あると思いますが、筆者は酵素の健康効果に否定的なので、酵素が失活しようがしまいがどうでもいいと思います。

酵素の健康効果については、長くなるので今回は書きませんが、こちらの記事がよくまとめられているなと思いました。酵素の健康効果について気になったらご確認下さい。
酵素を食べて健康になれる?酵素健康法と酵素栄養学

ハチミツは加熱しても良い?

ということで以上の内容をまとめると、毒と呼べる程のモノは出ないし、栄養もほとんど変わらない。加熱してもしなくてもどっちでも良いと思います。

ただし、ハチミツの風味は加熱すると飛んでしまうかもしれないので、ハチミツの風味を活かしたいときはあまり加熱しないほうが良いかもしれませんね。

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