メディカルフードサービス(MFS)の口コミと評判【管理栄養士の実食レビュー】

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こんにちは!今日の更新は、メディカルフードサービス(MFS)という会社の宅配食レビューです。

食事制限がある方へ、管理栄養士監修の食事を冷凍で宅配するサービスを行っています

今回は、このメディカルフードサービス(MFS)の宅配食を実際に注文し、食べてみたのでそのレビューをしてみました。

また、気になる世間の口コミや評判をまとめて記載しています。

食事制限がある方に対しては、管理栄養士視点から実際に導入するのはどうなのか?という点も書いていきます。

良い点ばかりではなく悪い点も記載するようにし、公平性を保つように記事を書いていきます。ぜひ見ていって下さい。

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【目次】
 1,メディカルフードサービス(MFS)とは?
 2,制限食のメニュー内容は?
  2-1,やわらか食
  2-2,たんぱく制限食
  2-3,カロリー制限食
  2-4,塩分制限食
  2-5,糖質制限食
  2-5,バランス健康食
 3,メディカルフードサービス(MFS)の宅配食実食レビュー
  3-1,豚の生姜焼き
  3-2,豚とニラのスタミナ炒め
 4,メディカルフードサービスの世間の口コミ、評判
 5,メディカルフードサービスの良い点・悪い点
  5-1,メディカルフードサービスの良い点
  5-2,メディカルフードサービスの悪い点,
 6,食べ方・生活への活用方法
  6-1,主食の量には注意
  6-2,汁は飲まない前提
  6-3,制限食でも、三食食べる必要はなし
 7,まとめ

メディカルフードサービス(MFS)とは?

メディカルフードサービス(以下MFS)は食事制限のある方向けの冷凍宅配食を販売している会社です。

管理栄養士監修の献立を、自社工場で生産し配送しています。

宅配食って意外と作成を委託しているところも多いのですが、MFSはしっかり自社で工場を持っていて販売しています。

委託しているところよりも、利用者の声を反映しやすいのが特徴ですね。

また、咀嚼・嚥下機能が落ちた方向けのやわらか食も販売しています。やわらか食は凍結含浸法という特許技術を用いていて、非常に品質が高いものです。

ただ今回は、やわらか食のほうではなくて、制限食のほうをお試ししてみました。やわらか食についても、そのうち試したいと思います。

制限食のメニュー内容は?

メディカルフードサービスのメニュー内容は、基本的に主菜1品、副菜3品で構成されています。なので、主食は自分で用意する必要があります。

糖質制限食だけ例外で、主食が含まれているメニューになります。

全体のメニューはこんな感じ。

メディカルフードサービスのメニュー

やわらか食

やわらか食は、様々な事情により噛む力が弱くなってきた方向けの宅配食です。

基本的には、加齢により歯の残存数が少なくなってきたり、痛みを感じたりして食べづらさを感じるような方向けの食事です。

やわらか食は家でも工夫して作ることができますが、MFSのやわらか食は凍結含浸法という特許技術を用いていて、形を残したまま驚きのやわらかさに仕上げています。

老健勤めとしては非常に気になるので、そのうち試したいですね。

たんぱく制限食

たんぱく制限食は、疾患によりたんぱく質制限のある方向けの宅配食です。

一食あたりの基準の栄養価は、エネルギー200kcal、たんぱく質9g、塩分1.7g以下、カリウム500mg以下となっています。

たんぱく質制限がかかる疾患としては、一番多いのは腎臓病です。腎臓病以外でも、高度な肝臓病でもたんぱく質制限がかかることがあり、そういった方むけとなっています。

カロリー制限食

カロリー制限食は、エネルギー240kcal、塩分2.5g以下、食物繊維6.5g以上、コレステロール120mg以下に設定されています。

疾患としては、糖尿病や肥満症などをお持ちの方が該当します。

また、疾患がなくとも、メタボリックシンドロームのリスクが高い等、痩せたほうが良い方にも向いています。

カロリー制限は食べてはいけない食材というのは基本的にありません。バランスのとれた食事ならOKです。

他社のカロリー制限食と比べると、食物繊維を意識して多くしているのが良いところ。

食物繊維が多いと満腹感を得やすくなるので、カロリーを制限してもお腹が空きにくくなります。

塩分制限食

塩分制限食はエネルギー240kcal、塩分1.7g以下、食物繊維8.5g以上に設定されています。

疾患としては、高血圧症、腎疾患、浮腫、心臓病などをお持ちの方が該当します。

減塩をしながらも、薄味を感じさせない工夫をしているメニューです。

塩分だけでなく、食物繊維も十分な量を確保できるようになっています。

カロリーも、先程のカロリー制限食と同じ。カロリー制限の指示がある方は、こちらの食事でも良いと思います。

糖質制限食

近年の糖質制限ダイエットの流行りを受けてか、糖質制限食も用意されています。

主食込みで糖質40g以下、塩分2.5g以下のメニューとなっています。

病気的には、糖質制限が必要となる病気はありません

糖尿病に対する糖質制限食は、実践している医師もいますが、まだまだ研究段階で広くオススメできる食事療法ではありません

糖尿病薬などを飲んだ状態で糖質制限食にすると、血糖が下がりすぎるなどの問題も発生します。糖尿病をお持ちの方で、糖質制限食を実践したいという方がいたらまずは主治医に相談するべきです。

ダイエットとしても、普通にカロリー制限をするのと違うのか?という点に関して明確な答えがありません。

糖質制限食がオススメできる食事療法かというと、まだよくわからないというのが正直なところ。

バランス健康食

食事制限とまでいかなくとも、健康には気をつけたい、そんな方向けの宅配食です。

エネルギー260kcal、塩分2.8g以下に設定されています。

バランスの良い普通の食事なので、とくに疾患のない、バランスの良い食事を摂りたい人に向いているメニューです。

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メディカルフードサービス(MFS)の宅配食実食レビュー

次に、宅配食の実食レビューです。

公式ページから注文したところ、2/16に注文し、2/18に配達されました。注文した翌日には発送手続きが行われたので、かなり早い印象。

注文したメニューは、たんぱく制限食です。

なぜたんぱく制限食なのかというと、たんぱく源を限られた分しか入れられないため、ボリューム感が出しづらく、工夫が必要な食事だからです。

また、塩分制限もあり味気ない食事になりがちなので、たんぱく制限食を食べると宅配食全体のクオリティがわかります

MFS 箱

届いた箱はこんな感じ。

MFS 広げた画像

広げた写真はこちら。他の会社に比べ、容器のデザインが良いですね。

おそらく大多数の人が、移し替えたりせず(面倒なので)容器のまま食べると思うので容器のデザインは地味に重要。

不満なのが、電子レンジの加熱時間が500Wで4分~5分と幅があること。電子レンジによって加熱具合が違うのは重々承知ですが、1分の幅はでかい。

ここはビシッと、会社のほうで一番適する時間を明記していただきたいところ。

6食分すべて食べて感想も控えていますが、全て書くと長くなってしまうので、いくつかメニューを抜き出してレビューを書いていこうと思います。

豚の生姜焼き

MFS 豚の生姜焼き

まずはこちらのメニュー。

主菜は豚の生姜焼き、副菜としておひたし、煮物、漬物となっています。

主菜の肉は、結構量が入っててボリュームたっぷり。味はやや薄めです。電子レンジにかけすぎて肉が固くなってしまったのが残念。

ちくわのお浸しは、味は普通に入っています。野菜はやわらかめ。

煮物は薄味ですがしっかり味が染み込んでいて美味しいです。

珍しいのはしば漬けが入っている点。宅配食にたんに漬物が入っているのはあまり見ないですね。

個人的には、漬物はスーパーでも買えるし、宅配食にはあまり入っていてほしくないかなあと思います。

でも、自分で漬物を買って食べるとなると、塩分の計算も必要になるし、漬物こみで塩分計算されて食べられると思うと良いかも。

漬物があるだけで、やっぱりご飯は食べやすいです。

豚とニラのスタミナ炒め

メディカルフードサービス 豚肉とニラのスタミナ炒め 画像

次のメニューはこちら。

主菜は豚肉とニラの炒めもの、副菜はいんげんごまあえ、揚げなすの煮物、りんごです。

主菜の豚肉とニラの炒めものは、ニラとにんにくが効いていて、まさにスタミナ炒めといった感じ。

味付けもはっきりしていて、ご飯のおかずになります

対して、副菜のいんげんのごまあえは、味付け薄め。薄味ながらも、ごまの風味で美味しく調理されています。

揚げなすの煮物も味は薄めですが、中までしっかり煮汁が染み込んでおり、美味しいです。

さいごに、リンゴ。食べた感じは結構甘くて、リンゴ缶でしょうか?甘煮みたいな感じです。

果物というのも宅配食では結構珍しい。宅配食はどうしても電子レンジで加熱するので、果物が温まっちゃうんですよね。

かといって一つだけ取り出してわざわざ解凍するのも手間。

リンゴごと電子レンジで加熱しましたが、コンポートみたいな感じで思ったより悪くなかったです。

主菜にしっかり味をつけ、副菜は薄味だったり、果物だったり塩味を控える、メリハリのある味付けのメニューでした。

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メディカルフードサービスの世間の口コミ、評判

実際に食べてみた感想としては、制限食でもしっかり味が整っていて美味しかったです。

世間の評判はどうでしょう。Twitterで検索を行ってみました。

味付けについては、検索して見つかった範囲では良かったといっている人ばかりでした。

悪かった意見としては、やはり価格面が大きいようです。

ただ、他会社の宅配食も大体同じぐらいの価格帯です。そして、どこの会社でも高いという意見はあります。

そう考えると宅配食の宿命かもしれません。自炊に比べるとやはり高くなってしまいますね。

メディカルフードサービスの良い点・悪い点

MFSの宅配食を実際に自分で食べ、また世間の評価を調べてわかった良い点・悪い点についてまとめてみます。

メディカルフードサービスの良い点

  1. 管理栄養士監修の、バランスの良い安心できる食事
  2. 自社工場で生産する品質へのこだわり
  3. 飽きのこないバラエティに富んだメニュー、美味しい味付け
  4. 冷凍庫に保管し、好きなときにレンジでチンして食べられる手軽さ
  5. モデル献立などの情報が充実

メニュー内容は、制限食でありながらも食べごたえのある美味しいメニューとなっていました。

また、他社よりも優れている点として感じたのは、カタログなどの情報が非常に充実していること。

メディカルフードサービス カタログ

カタログ内にはモデル献立等が記載されており、また食事療法に関する本も送られてきました。

ホームページ上にも記載されていますし、全体的に情報が充実している印象です。

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メディカルフードサービスの悪い点

  1. 管理栄養士へ相談しづらい
  2. 電子レンジの加熱時間の設定に幅がある

気になった点としては、まず管理栄養士への相談サービスが利用しづらい点。

他社では管理栄養士への相談サービスがトップにある事が多いですが、MFSのトップページには、あくまで「どの商品を選んだらよいかわからない方への提案」という形で、かなり商売っ気が表に出ている感じです。

商品を買わされるように誘導されるのかも」というように、利用する側としては相談しづらいでしょう。

まあ、食事療法を受けるということは、担当医なり担当の管理栄養士なりいるはずで、そちらに相談すれば良いわけですからそういう意味ではあまり問題にならないかもしれません。

また、もうひとつ気になったのは、電子レンジの加熱時間の設定に幅がある点

4分~5分というように加熱時間に幅が設定されているので、4分で加熱したら良いのか5分で加熱したら良いのかわからない。

食べ始めて冷たいことに気がつくのも嫌だし、温めすぎて固くなるのも嫌だし…、ということで丁度いい時間を見つけて記載してほしいなあと思いました。

食べ方・生活への活用方法

私も管理栄養士なので、疾患をお持ちの方へ栄養指導をすることもあります。

ということで、メディカルフードサービスのような宅配食を、生活に取り入れる方法について書いていこうと思います。

主食の量には注意

メディカルフードサービスの宅配食は、主菜と副菜で構成されているメニューです。主食はついていません(糖質制限食を除く)。

主食でパンを食べたい場合は塩分が基準を超えてしまう可能性がありますし、たんぱく制限がある場合は低たんぱくパンや低たんぱく米を利用する必要があります

MFSモデル献立

ちょうどMFSのページにモデル献立がありましたが、こんな感じ。

低たんぱくパンや低たんぱく米を利用しています。

汁は飲まない前提

どこの宅配食もそうですが、基本的には汁がつかない前提で作られています。

栄養指導をしていると、汁を飲みたいというご要望はよく聞きますが、汁に塩分を使うとどうしてもおかずに味をつけられなくなります。

それでも汁が飲みたい場合は、献立に工夫が必要となるでしょう

制限食でも、三食食べる必要はなし

こういった宅配食を利用する上で、一番ネックになるのは金額だと思います。

毎食外食をするのに比べれば安いかもしれませんが、自炊に比べると随分高いです。

そこでオススメなのは、自炊も組み合わせて活用する方法です。

上記のモデル献立にもありましたが、朝はパン食にして、昼と夕を宅配食にする等、食事の用意が難しい時間帯に宅配食を割り当てるようにします

そうすることで、生活がラクになりながらも、コストはそこまでかからない食生活を送ることができます

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まとめ

食べてみた感想として、味付けも良く、器もきれいでとても良かったです。

制限食は医師から指示を受けても、そう簡単に対応できるものではありません。

また、家庭の事情で食事を用意できないということもあります。

そんな方でも注文するだけで制限のある食事を簡単に食べることができます。

ということで、もし興味をお持ちの方がいたら、ぜひお試しください。

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