たんぱく質の摂り過ぎは身体に悪いのか?

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 こんにちは、今日の記事はたんぱく質の摂り過ぎについてです。 炭水化物や脂質は過剰に摂った後の事が容易に想像できますが、 たんぱく質についてはよくわからない方も多いと思います。

日本人の必要な栄養素量を定めている「日本人の食事摂取基準」では、 たんぱく質の耐用上限量は定められていません。

その理由や、摂り過ぎの問題点などを書いていこうと思います。


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たんぱく質とは

 たんぱく質とは、アミノ酸が繋がってできた物質で、体を作ったり血液中で運送係を行ったり、 様々な働きをしている物質です。 一番多いのは肉・魚等ですが、植物性のたんぱく質もあり、大豆や、米やパンにもたんぱく質は含まれます。

肉・・・100g中20gぐらいがたんぱく質
米・・・100g中6gぐらいがたんぱく質

植物性のたんぱく質は、普段は気にする必要はありませんが、 腎臓病などでたんぱく質制限がある時に注意が必要です。


肉の摂り過ぎについて

 さて、上記にあるように、たんぱく質が一番多く含まれている食品は肉類です。 現代人でたんぱく質の摂り過ぎというと、肉の食べ過ぎが一番多いと思います。 肉の摂り過ぎでは、肉自体にエネルギーがあり、多くの脂肪がついている事から肥満や脂質異常症のリスクになると考えられます。

また肉類はプリン体の原料となるため、痛風のリスクになることも考えられます。 肉類を食べ過ぎている人というのは、脂質や炭水化物も多くなっている傾向があるため、 肉類だけはなく食事全体のバランスを考える必要があります。


たんぱく質の摂り過ぎについて

 次に、肉類のというくくりではなく、純粋なたんぱく質の摂り過ぎについてです。 プロテインの過剰摂取等がこれにあたります。

純粋なたんぱく質の過剰摂取については、まだデータの蓄積が十分ではありませんが、 日本人の食事摂取基準にこのように記載されています。

 

40歳以下の健康な成人に 1.9~2.2 g/kg 体重/日のたんぱく質を一定期間摂取させると、インスリンの感受性低下、酸・シュウ酸塩・カルシウムの尿排泄増加、糸球体ろ過量の増加、骨吸収の増加、血漿グルタミン濃度の低下などの好ましくない代謝変化が生じることが報告されている。また、65歳以上の男性に2g/kg 体重 / 日以上のたんぱく質を摂取させると、血中尿素窒素が 10.7 mmol/L 以上に上昇し、高窒素血症が発症することが報告されている。これらの報告より、成人においては年齢にかかわらず、たんぱく質摂取は 2.0g/kg 体重 /日未満に留めるのが適当である。

要するに、科学的根拠が十分でないため耐用上限量は設定しないけど、食べ過ぎると悪そうな事が起きるっていう研究はいくつかあるから、やっぱり食べ過ぎは良くないよ、ということです。


 やはりたんぱく質にしろ脂質にしろ、摂り過ぎはよくないってやつですね!結局のところ、バランスが一番という結論に落ち着きます。