食品の健康情報に騙されないコツ(情報の捉え方)


 こんにちは!今日の更新は、食品の健康情報の捉え方について。

ニュースでよく、「○○には発がん性があった」だとか「○○は体に良くない」とか 「○○が健康に良い」だとか、様々な事が言われています。

いろいろな情報がありすぎて「何を信じたら良いやら・・・。」という事態になったことは無いでしょうか。

今日はそんなメディアリテラシーのお話です。

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どんな食品にも、良い点、悪い点があることを理解する

テレビや雑誌等のメディアで食品を取り扱う際、必ずと言っていいほど、 食品の悪い所は言いません。

背後にスポンサーの影がちらつくのか、悪い所は不要な情報だと思っているのかわかりませんが、 多くの場合食品の悪い点については取り上げないのです。

全ての食品には良い面もあれば、悪い面もあります。 考えてみれば当たり前なのですが、この点は意外と抜けて考えられています。

よくあるのが、患者さんからの質問で 「リンゴは体に良い?」だとか「ヨーグルトは健康に良い?」だとか。

そういった質問には「食べ方によります。」と答える場合が多数です。

例えばリンゴであれば、糖尿病や肥満の方だったら一概にたくさん食べて良いとは言えません。 高カリウム血症のリスクのある方では、むしろ控えてくださいと言う事も。

リンゴの良い点は、
・食物繊維やカリウム、ビタミン等が豊富
悪い点は、
・果糖が多く肥満の原因になりうる
といったところでしょうか。


食品の良い点と悪い点とは?

食品と健康との関わりを考える時は、良い点悪い点どちらも考慮しなければいけません。 参考用に、色々な食品の良い点と悪い点を挙げてみます。

  <ヨーグルト>
 ・良い点
良質なタンパク質やミネラルを含み、乳酸菌を含む事から腸内環境改善に寄与する
 ・悪い点
脂質やたんぱく質、脂質を含み、エネルギー源となりうる。摂りすぎれば肥満の恐れあり。 また脂肪酸の多くは飽和脂肪酸で、脂肪酸の質としては良いとは言えない。

  <ごま>
 ・良い点
各種ビタミン、ミネラル、不飽和脂肪酸、食物繊維等体に良い成分がたくさん入っている
 ・悪い点
ごまから油が作れるように、非常に脂質が高く高カロリー。肥満気味の人がじゃんじゃんかけているような例では問題あるかもしれない。

  <オリーブオイル>
 ・良い点

オレイン酸をはじめとした、不飽和脂肪酸が豊富。
 ・悪い点
油なので摂りすぎれば肥満の恐れあり。

  <青魚>
 ・良い点

良質なたんぱく源であり、DHA,EPA等のn-3系不飽和脂肪酸が多く含まれる。
 ・悪い点
脂質の多いモノでは、カロリーに注意が必要。プリン体を多く含み、過剰な摂取は尿酸値を上げる可能性がある。

  <豚肉>
 ・良い点

良質なたんぱく質やビタミンB1を非常に多く含み、疲労回復等に良い。
 ・悪い点
脂質の多い部位では、カロリーに注意が必要。また、飽和脂肪酸が多い。

などなど。
特にありがちなのが、体に良い成分を含む→いっぱい摂るという流れ。 実際に患者さんでいたのは、オリーブオイルが体に良いと聞いて何にでもオリーブオイルをかけていた人。 まあ、地中海式ダイエットとかよくテレビでやってましたからね・・・。

上記のことから言えるのは、何事もやりすぎは良くないってことですね。 健康に良さそうなイメージのヨーグルトも、 大体の人では問題無いけど、一日に500gとか1kgとか摂られると問題です。

あとは単純に他の食事との兼ね合いですね。ただでさえカロリーオーバーしてるのに、 油の多いゴマかけまくってるとかはありがちですね。

デメリットがほとんど無い食品を挙げるとしたら、野菜、海藻、きのこなどでしょうか。 ドレッシングの使い方などで問題になることはありますが、 食品自体には殆どデメリットはないかと思います。

ともかく、体に良いという情報に踊らされずにいろんな食品を摂取するのが良いでしょう。