こんにちは!今日の記事は、カレーのとろみが足りない時はどうする?というテーマです。カレーを作っていて、具材が増えすぎた時や水が多すぎた時に、とろみが足りないという事態が起きることがあります。そういう時はどうすれば良いでしょうか。
とろみを足す方法は複数ありますので紹介します。
1,小麦粉を水で溶いて入れる
カレーのとろみは元々小麦粉のでんぷん由来のものです。ということで、小麦粉を水で溶いて入れる事でとろみを増加させる事ができます。小麦粉をふるってそのまま入れても良いですが、ダマになりやすいので水で一回溶いたほうが良いでしょう。
2,片栗粉を水で溶いて入れる
1と同じように、でんぷんによってとろみをつけます。片栗粉は本来カレーには入らないので、邪道と感じる方も多い模様。食感的には、よほど大量に入れなければ1とほとんど変わらないと思います。
3,ブールマニエを作る
西洋料理のとろみ調整剤のようなものです。小麦粉とバターを練り合わせて作ります。(ブールマニエ 作り方)カレーを薄めないでとろみをつけられ、香りも追加されますが、カロリーもアップ。
4,じゃがいもを摩り下ろして入れる
じゃがいもも殆どがでんぷん質であり、摩り下ろして入れる事でとろみがつくようです。とはいえ摩り下ろして入れる手間を考えると、小麦粉や片栗粉を水で溶いて入れたほうが楽ですね。薄めないでとろみをつけられるメリットはあります。
5,溶けるチーズを加える
ちょっとのとろみで良いなら、風味やコクも出るチーズを加えるというのもありです。しかし高カロリーなので、とろみがたくさん足りないという場合には他の方法を用いたほうが良いでしょう。

上記の画像は水に水溶き小麦粉を入れ加熱したもの。画像ではわかりにくいかもしれませんが、水に入れてもしっかりととろみがついています。片栗粉と違って、透明にはなりませんね。カレーに入れてしまえばわからなくなるので関係無いと思いますが・・・。
ともかく、とろみをつける場合のお勧めは1,2,3のどれかですね。どれも簡単にとろみがつけられます。
また、カレーのとろみはでんぷんでついているため、でんぷんを分解する酵素(アミラーゼ)が入らないように注意が必要です。
アミラーゼは、はちみつや唾液中に含まれており、仕上げにはちみつを加えたり、味見に使ったスプーンを鍋に戻したりすることで混入することがあります。これらが加わると、とろみがついていてもゆるくなってしまうので、注意しましょう。