
こんにちは!今日の更新は、にんにくの芽(芯)をとらないとどうなるのか?というテーマです。
にんにくを調理に使うときに、にんにくの芽を取り除くレシピが多いと思います。
なぜ取り除くのでしょうか。取り除かないとどうなるのか?
実際に試して写真を撮ってみました。
にんにくの芽(芯)をとらないとどうなる?

まずはこちらの画像。にんにくを半分にし、にんにくの芽を取り除いてみました。

次に、にんにくをスライスします。そして、スライスにんにくと、にんにくの芽を同時に加熱してみます。

フライドガーリックのつもりでしたが、ちょっと加熱しすぎました。
上記画像でにんにくとにんにくの芽を見比べてみると、にんにくの芽はより黒く焦げているのがわかると思います。
つまり、にんにくの芽は焦げやすいのです。
焦げると苦味が出たり、焦げた臭いがしたりします。だから、にんにくの芽は取り除かれて調理されるのです。
にんにくの芽に毒はない
じゃが芋を保存していると、芽がにょきにょきと生えてくることがあります。
じゃが芋の芽や、生えた周辺などにはソラニンという毒があります。
同じように、にんにくも保存していると芽が伸びてくることがあります。
その様子がじゃが芋と似ていて、さらに、にんにくは芽を取り除いて食べる事が多い。そのため毒があるとよく勘違いされます。
しかし、実際にはにんにくの芽に毒はありません。それどころが、むしろ栄養豊富な緑黄色野菜です。

にんにくの芽をあえて伸ばして、スプラウト(発芽野菜)として食べる手法があるぐらいです。(上記画像、発芽にんにくと呼びます)
毒もなく、栄養も豊富な部位ですので、芽をとったからといってそのまま捨ててしまうのはもったいないかもしれません。
とはいえ、焦げていまうのは事実なので、料理の後半に入れるなど工夫して入れると良いでしょう。
なお、スーパーなどににんにくの芽として、こういった食材が売られています

中華によく使われる食材ですが、実はこちらはにんにくの芽と呼ばれているだけで、にんにくの芽ではありません。
にんにくの芽というと、発芽したばかりの若い芽のこと(上記の発芽にんにくのような)を想像します。
しかし、一般食材として出回っているにんにくの芽(上記画像)は、成長したにんにくの茎の部分です。
なぜこの部位をにんにくの芽と呼ぶことになったかはよくわかっていないそうですが、そう呼ばれ続けています。
にんにくの芽のとり方
にんにくの芽を取る場合は、縦半分にしてつまようじや包丁の先などで取るのが楽でオススメです。

根本の部分はしっかりついているので、少し包丁を入れないと取れないかもしれません。
輪切りの形状で使いたい場合は、真ん中に芽があるので、つまようじなどで突っついて取り除きます。

しかし、数が増えるとこの方法は面倒です。
輪切りじゃなくても良ければ、縦半分にして取り除くほうが楽なのでオススメです。
まとめ
にんにくの芽を取り除く理由はシンプルで、焦げるからです。焦げ具合については画像のとおり。苦味も出てきます。
じゃがいもの芽に毒があるので、毒があると勘違いされることもありますが、にんにくの芽には毒はありません。
むしろ栄養豊富な部位なので、取り除いた後、料理の後半に入れても良いと思います。
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