管理栄養士でも投資はするべき?

2022/04/24

その他

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管理栄養士 投資イメージ画像

こんにちは!今日の更新は、管理栄養士でも投資はするべき?というテーマです。

医療職種の中でも、医師は営業をかけられるのもあって投資に積極的な印象がありますが、管理栄養士で投資をしている人というのは見たことがありません。

自分は管理栄養士として働きながら、日本株個別、確定拠出年金、積立NISA等で運用しています。

今後投資をしていて良かったと思えるかはわかりませんが、管理栄養士でも投資の勉強はしておくべきだと考えています。

ということで、その理由について書いていきます。

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管理栄養士の収入は低い

国家資格である管理栄養士ですが、残念なことに収入は低いと言わざるを得ません。

管理栄養士の収入については、公的な統計資料では厚生労働省の賃金構造基本統計調査というものがあります。

この統計では、栄養士として集計されており、管理栄養士以外に栄養士、栄養指導員、学校栄養教員、ダイエットコーディネイターを含めていますが、賃金が調査されています。

管理栄養士 女性の収入比較画像

こちらは主要な医療系資格について、女性の収入を比較したものです。ご覧のとおり、栄養士は一番低い結果となっています。

管理栄養士年収 求人比較

求人ボックスの求人統計データでは、求人情報から算出した年収を記載していますが、平均年収は309万円とのこと。

また、実際の管理栄養士求人を確認してみても、月収20万~30万程度の幅となっています。中でも多いのは、20万ちょっとぐらいの月収で、30万の募集となるとほとんど見かけません。

中には大きく稼いでいる管理栄養士もいるでしょうが、大多数は日本の平均以下の収入で働いていることがデータからわかります。

なぜ管理栄養士が医療資格の中でも安いのかというと、管理栄養士の雇用の需要と供給バランスに問題があり、供給過多になっているためと考えられます。

管理栄養士の仕事というのは、大きく分けて事務業務(栄養指導、保健指導、栄養マネジメント、発注・献立等)と厨房業務に分かれます。

このうち、厨房業務は体力を使う仕事で疲れる上、早番から遅番まであり勤務時間がきつく、万年人手不足のため残業が多い現場が多数です。

人手不足なので雇用の需要は高いのですが、管理栄養士を取った以上は栄養指導など事務業務を行いたいはず。

結果として、事務業務メインの仕事に人手が集中します。しかし、事務業務というのはそこまで人数が必要なわけではなく、規模にもよりますが病院や老健などでも数人いれば十分でしょう。

管理栄養士は毎年1万人程度が国家試験に合格し増えていきますが、人気の事務仕事は退職者が出るまで募集が出づらく、募集をかければ即複数人から応募が来るような状況です。

自分も老健勤めのときに、事務業務の管理栄養士の募集と、厨房業務まで含んだ管理栄養士の募集を出したことがありますが、厨房業務は一切来ないのに事務業務のほうは複数人すぐに応募があるという感じでした。

このように、需要と供給バランスが崩れていると会社としても賃金を上げる必要がなく、賃金が上がらないのだと思います。

社会経済はインフレしていく

そんな中、近年物価上昇が大きくなっています

日本では令和4年4月執筆時点で、各食料品やサービスの値上げが続々と企業より告知されています。

今まで値上げを我慢していた企業も、今回のタイミングでは(たぶん)一斉に値上げしました。しかし、企業的にはこの値上げで満足というわけではないでしょう。

企業の値上げ告知よりも後にロシアウクライナ戦争が発生し、原油高・小麦高等が発生しています。生産コストの上昇があるから値上げをしたのに、それ以上の生産コスト上昇に襲われた形です。今の値上げでは十分ではないはずです。

他国でも、例えばアメリカでは消費者物価指数というインフレの指標が7%を超えており、かなりインフレが進んでいる事がわかります。

そもそも経済的には少しずつインフレしていくのが正しい姿です。日本政府および日本銀行は2%のインフレを目標としています。

2%のインフレとは、貯金をしている人にとっては2%資産が目減していることと変わりません

インフレと言うのは必ず起きます。物価が上昇しないで停滞することをデフレと呼びますが、デフレ状態では給与も上がりにくく、消費が冷え込み経済が落ち込んでいきます。そうならないように、政府や中央銀行は緩やかなインフレを目標にしています。

政府や中央銀行がそのように誘導している以上、インフレは必然的に発生します。

日本円で貯金していくというのは、資産が減るリスクがない安全法のように見えて、緩やかに資産が減る投資法とも言えるのです。

元本保証でも投資している

投資を避ける方の避ける理由に、「投資はお金が減りそうで心配」という意見があります。実際投資によってお金が減ることはありますが、大事な観点が一つ抜けています。

日本円で貯金をするというのは、日本円に投資をしている事と同義です。どのような資産の持ち方であれ、実際には価値は変動し続けています。リスクゼロはありえません。

例えばこの記事の執筆日は令和4年4月24日ですが、急激な円安が大ニュースになっています。

直近数ヶ月で1ドルあたり115円→130円程度と大きく円安が進みました

外国の製品を買おうと思ったら、額面で1000万円の貯金をしていたのに、900万円分ぐらいの買い物しかできなくなった、という感じです。

日本は技術力で世界に遅れをとることが増え、輸出で収入を得られにくくなってきました。

本来ではれば、円安になっても強力な観光資源を活かしてインバウンド収入を得られたのですが、コロナにより外国人観光客も大幅減少。日本という国に強みが無い以上、円安が止まらないのも納得です。

今後どの通貨や、どういう分野に投資するのが良いのかは難しく判断つきませんが、少なくとも日本円の貯金が絶対安全、とも思えません。

投資はするべき。ただし要勉強

以上の理由により、管理栄養士でも投資を勉強するべきだと思います。というか、管理栄養士以外の職種でも勉強するべきです。じゃないと資産の価値が緩やかに減っていきます。

しかし、投資というのは難しいのも事実です。

筆者は日本個別株や投資信託、ETF等で運用していますが、手痛い目にあうことも少なくありません。しかし全体では増加傾向にあり、日々勉強しながら手法をアップデートしています。

投資の手法については、専門家の解説がいろいろなところで読めるので当ブログでは深掘りしませんが、今が勉強のチャンスだと思います。

なぜ今が勉強のチャンスかというと、数年以内に大きい経済ショックが起こる事が見込まれるためです。

現在アメリカを中心として物価上昇が許容できる範囲を超えており、緊急の対策が求められています。

物価上昇時のコントロール方法としては、金利を上げ、お金を借りにくくし、出回るお金を減らす手法が取られます。

金利を大きく上げると、企業はお金を得にくくなり、新たな投資は控えられ、社会経済の成長の停滞を招きます。世の中にお金が出回りにくくなり、株をはじめとした、様々な投資商品の価格が下落します。

将来のことは断定できないですが、筆者的は今がバブルの天井付近かと思っています。

バブルの発生元は新型コロナで、コロナによる経済冷え込みに対応するため、利下げや金融緩和等、世の中に出回るお金を増やしました。

お金を増やしたツケが今問題になっており、この解消がバブル崩壊を招くと思います。

こういった経済サイクルは、歴史的にもずっと繰り返されています。

物価上昇がひどくなったら、利上げ等により世の中に出回るお金を減らし経済を停滞させ物価上昇を抑えます。そしてしばらくすると、経済が冷え込み雇用問題や低賃金問題に直面するので、利下げし世の中に出回るお金を増やし、経済を活性化させます。

バブルとバブルの崩壊を繰り返しながら経済成長していくのが現在の通貨制度、および資本主義の仕組みです。バブルの山と思われる今ぐらいに勉強し始めて、少額の運用で経験を積んでおき、数年後の上昇トレンド時に本格的に開始するのが良いと考えています。

もちろん、ただの個人の予測ですので、今が山ではなく今後もっともっと上昇していく可能性もあります。投資に挑戦する際は個人の責任のもと、よく勉強しながら実践して頂ければと思います。

自己紹介


とっぽ
高校で調理師科を卒業し、調理師免許を取得。管理栄養士学科を卒業し、管理栄養士免許・栄養教諭一種免許を取得しました。現在は都内某所の施設に勤務しています!どうぞよろしくお願い致します。

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